コラム・スタッフブログ
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「香取」って知ってる??
営業スタッフが「香取」へ査定に向かうとゆうので、写真撮影をお願いした。
(画像は全てスタッフ撮影)
「香取開拓」は大山隠岐国立公園内の名峰大山の北側中腹に位置する。
入植碑には「昭和21年11月11日入植」と刻まれている。香川県から運ばれてきた自然石なのだそう。
標高350~1000m、冬には1~4mの積雪、フェーン現象により頻発する山火事、
水は不自由、火山灰土の酸性土壌、、、こんな山奥の無住地帯に入植し開拓村づくりを成し遂げたのは、
昭和21年8月 中国大陸より引揚げてきた香川県出身の元満州開拓団100戸の開拓団である。
自らの手で開墾した村をふるさとの「香川県」と新天地の「鳥取県」から一文字ずつとって
【香取村】と名付けられている。
開拓は大変な困難だったようで、ジャングルに大きな天幕(アメリカ軍用)を張り、
立木で小屋を建て越冬。入植と同時に入れた中型戦車(15t)2輌は4年間活動。
1台は砲塔だけのけて道づくり、もう1台は改造して前に排土板、抜根装置を付けて山の中を伐根。
水田ではなく、畑作畜産営農を推進していたが、畜産業が安定するのにも随分歳月を要したようだ。
ブログ記事を書こうと勇んで写真をお願いしたものの、なかなか進まなかったのには理由がある。
私が香取村の勉強をするのは小学生振り。当時の記憶をたどりながら資料を漁る。
図書館では、奥の資料庫より数冊の古い本を出して貰った。
さて、何故なかなか進まなかったのか、、、それは、残っている書物の記事の表現・言語の何とも美しいこと。
書く手が止まる。
これは、本当の現場の言葉だろうか?私だけがそう感じるのか?美しく成し遂げた事の資料しかない。
満州への開拓は新天地で大きな農業をやって食料増産し、豊かになりたい気持ちで夢いっぱいだったはずだ。
米を作っても作っても年貢で沢山取られてしまう小作。それならばと家も田畑も売払って満州へ向かった開拓団。
当時、国はどんな言葉で満州行きを持掛けたのだろうか?
みんな、ただただ幸せを願っているだけだ。
我々はいつも大きな力に翻弄される。
敗戦後、香川県栗熊村分村 第8次樺林開拓団に入植が認められたのは馴染みのなかった大山。
皆さんはどんな感情を読み取りますか??
いつの間にか小学校教育からは消え去り、過去の話となりつつあるのか。
現代に香取の歴史を知る人は減少してしまっているのは間違いない。
食料不足、資源の取合い、戦争、相も変わらず今も継続する不安。
我々はこれからどう向き合うのだろうか。。。
香取がとっても似合っているセント・バーナード犬。
お写真撮らせていただきました☆
湿度が高いのが難儀ですが、、、ワンちゃん、香取の住み心地はいかがでしょうか??
笑顔でお返事します
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